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第23回 吉祥寺薪能
平成29年10月12日(木)
午後4時30分 開場 午後5時15分 開演

  

●ところ 吉祥寺 月窓寺境内 (雨天の場合は武蔵野市民文化会館で蝋燭能)

●雨天の際は、武蔵野市民文化会館にて行います。
●演者は都合により断りなく変更することがあります。
●開演中の写真撮影は一切禁止いたします。 
●会場には、駐車場がありませんので、お車でのご来場はご遠慮ください。
●寺院境内につき、誘導員の指示によってご入場、ご退場下さい。その他、係員の指示に従って頂きます。

雨天の場合の会場案内 ⇒

   



 
JP(ジェイピィー)です。 宜しくお願いいたします。
吉祥寺の本

<解説> 関根 知孝

- - -  - 火入の儀  - - -  - 

【能】 浅見 重好
花 月 シテ 浅見 重行
   ワキ 村瀬純   間 山本泰太郎
大鼓  亀井実
小鼓  鵜沢洋太郎  笛 一噌庸二

       後見 清水義也   地謡 関根はな恵 藤波時昭
関根祥人       関根祥丸 高梨良一
渡辺洋子 寺井栄
高梨万里 岡庭祥大

【狂言】
寝音曲 シテ
 山本則直  アド 遠藤博義
- - -  - 休憩十五分  - - -  -
【仕舞】
頼 政
 関根祥六  地謡  高梨万里
高梨良一
関根知孝
岡庭祥大
【能】 
野 森   シテ  関根祥人
ワキ  村瀬 純 
 大鼓  亀井実 助川治
小鼓  鵜沢洋太郎  笛 一噌庸二

黒頭    間 山本則直 

             後見  寺井栄 
関根祥六
地謡  関根祥丸  藤波時昭
古橋美香  高梨良一
高梨万里  関根知孝
清水義也  岡庭祥大


 (終了予定 午後八時四〇分ごろ)


-------- 解 説 ---------


能 花 月(かげつ)

春の清水寺、花月と名乗る美少年が、恋の
小歌を謡い、弓矢で鶯を射ようとしては仏の
戒めを破るまいと思い止まる。少年は清水寺
の縁起を曲舞に作って舞って見せ、七歳の年
天狗にさらわれて以来の苦難の旅を、掲鼓を
打ちささらをすって語り舞う。

 

狂言 寝音曲(ねおんぎょく)

主人に、謡を謡え、と命じられた太郎冠者
酒を飲み、女房の膝枕でなら、と逃げ口上。
酒を振る舞い膝を貸す主人に応え、冠者は巧
みに謡い分けてみせる。主従の洒脱な遣り取 りが見所聞き所で、

思い掛けない愉しい展開 を見せる。


能 野守(のもり)
黒頭(くろがしら)

春日の里を訪れた羽黒の山伏に、所の老人
は野守の鏡の故事を語り、真の野守の鏡とは
鬼神の持つ鏡だ、と教えて姿を消す。真の鏡
を見たいという山伏の祈りに姿を現した鬼神
は、大鏡に森羅万象を隈無く映して見せ、大
地を踏み破って奈落の底に帰って行く。